Topics

DCDXproject
の背景

  1. 発達性協調運動症(DCD)の発生頻度は子どもの約5~8%であり、50~70%は青年期以降も持続する。DCDは参加機会の減少や自己肯定感の低下につながる。
  2. ADHDの30~50%、自閉スペクトラム症の80%、限局性学習症の50%に併存するとされ、他の発達障害と深く関連している。
  3. 発達支援現場の課題として、支援希望者が増加している事、子どもの症状が多様であること、マンパワー不足であることが考えらえる。

DCDXproject
の目的

  1. マンパワー不足を解消するために、個々の症状を可視化し、子どもが楽しみながら取り組むことで、支援の効果を有する評価ー支援一体型のシステムを開発する。
  2. リハビリテーションのノウハウ、脳科学的な基礎研究、テクノロジーを融合した研究開発を推進する・デジタルトランスフォーメーションによる課題の解決を目指す。
  3. 目指す成果として、協調運動能力の改善、日常生活の自立、自己肯定感の向上などがある。

ロードマップ

体制図

支援機器開発の連携

体制図
入江 啓輔

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 講師

岩永 裕人

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 特定助教

藤原 謙吾

京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 特定助教

廣田 有伽

技術補佐員

黄倉 博

クラ・ゼミ医療機器部門・民間等共同研究員

上條 香津子

クラ・ゼミ医療機器部門・民間等共同研究員

Contact

入江 啓輔 講師

TEL&FAX:075-751-3968
e-mail:irie.keisuke.8n(at)kyoto-u.ac.jp
京都大学大学院医学研究科
人間健康科学系専攻先端作業療法学講座

〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53